ラオスのシンボル、黄金の仏塔タート・ルアン
ビエンチャンにあるタート・ルアン (Pha That Luang)は、ラオスの国章や紙幣にも描かれる仏塔でこの国のシンボルとされる。正面に鎮座するラーンサーン王朝のセタティラート王が、ルアンパバーンからビエンチャンへ遷都した際にこの場所にあった古い仏塔を改築した。1828年に侵攻したシャム(タイ)に破壊されたので、現在建ってるのは1930年代に再建したもの。
高さが45mもあるタート・ルアンは、見上げるほど巨大な仏塔だ。強い日差しで黄金に輝き直視できないほど眩しい。
タート・ルアンの足元にある賑やかな祭壇。
タート・ルアンを囲む回廊には、古い石碑や石仏が陳列されている他、ラオスの画家による油絵も飾られている。ラオスの景勝地や伝統を描いた絵が多く、300ドル〜500ドルで売られていた。
タート・ルアンからトゥクトゥクに乗ってゲストハウスのあるファーグム通りへ戻った。ラオスでは旅に出てから初めて時間を気にせず滞在していたので、この後バンコクに戻ることを考えると少し憂鬱だった。