雨季のニャチャンビーチ
![雨季のニャチャンビーチ](https://traveloose.com/wp-content/uploads/2019/04/20070510-DSC_0006-1280x851.jpg)
昨日の朝7時にホーチミンを出発したバスは、11時間後の夕方6時にニャチャンに到着。客引きに着いていって二人で8ドルのホテルにチェクインした。
一晩明けてニャチャンの街歩きに出発。ベトナム随一のビーチリゾートと聞いて来たニャチャンは、7kmほど続くニャチャンビーチにいくつか大型ホテルが建つ以外は、特に目立つものがない小さな町で、のんびりした雰囲気に包まれていた。ビーチには、ヤシの木が植えられ遊歩道も整備されているが、天気のせいもあってリゾート感は希薄。ビーチの人影はまばらだ。
![ニャチャン メイン通り](https://traveloose.com/wp-content/uploads/2019/04/20070510-DSC_0002-2-1280x851.jpg)
ニャチャンのメイン通り。交通量は少なめで建設中のホテルが多い。
![ニャチャンの泥温泉](https://traveloose.com/wp-content/uploads/2019/04/20070510-IMG_0030-1280x854.jpg)
風の強いビーチで過ごす以外にやることがないので、ガイドブックに掲載されていた泥温泉施設Thap Ba Hot Spring Centerにタクシーを拾って行ってみた。入場料は5万ドン。水着に着替えて子供用サイズ位のプールに入ると、パイプ管から勢いよく温かい泥が出てきて体が泥で覆われていく。ミネラルたっぷりの泥には、ユーカリの葉のエキスが配合されていてほのかに香りがした。塩分が多いため、ヌルヌルとした泥に体が浮くのはいて妙な感じだった。安っぽい施設のように思うが、やっていることは高級エステと変わらないらしく、肌がスベスベになった。観光客は僕らだけでベトナム人の利用客ばかりだったが、ちょうど日本のTV番組がロケに来ていて、ベトナム人の女性グループと一緒に泥に浸かって撮影していた。
![ニャチャンの街角](https://traveloose.com/wp-content/uploads/2019/04/20070510-DSC_0027-1280x851.jpg)
リゾート開発の進むビーチから少し離れるとローカル感漂う雰囲気に。港町だったニャチャンはフランス領時代にリゾート化が進められたそうだ。
![ニャチャンのレストラン](https://traveloose.com/wp-content/uploads/2019/04/20070510-DSC_0034-1280x851.jpg)
夜、ニャチャンビーチのレストランでシーフード料理を食べていたら、これまでに体験したことのない激しいスコールがあった。バケツをひっくり返したような雨というより、バスタブをひっくり返したような大雨で、ここまで降ると逆に爽快。雨季のスコールはすぐに止むことはなく、傘のない僕らは全身ビショ濡れになってホテルに戻った。
明日はバスでニャチャンから北へ約550km離れた古都ホイアンへ向かう。