バンコクのワット・プラケオ

ワット・プラケオの全景

タイ王宮の寺院ワット・プラケオまで1kmほど歩いて向かった。タイの寺院には、サンダルや短パンなど肌を露出した服装では入れないため、炎天下のなかジーンズで歩いたので汗が噴き出す。交通量の多い大通りに面した王宮の敷地に巨大な建物がいくつも建っていた。

ワット・プラケオの像

ヤックとモックが支える黄金の仏塔 プラ・スワンナ・チェディ

大きな門から敷地内に入ると、黄金の仏塔や仏像が太陽の照り返しで直視できないほど眩しく輝いていた。古代インドの叙事詩「ラーマーヤナ」に登場する鬼神ヤックと猿神モックが仏塔の台座を支えている。

ワット・プラケオの壁画

ワット・プラケオは、タイの現王朝チャクリー王朝の初代国王ラーマ1世が建てた寺院。本堂には、翡翠で出来たエメラルドの仏像が収められている。年に3回の儀式ではタイ国王がエメラルド仏の衣装を取り替えるのだとか。派手な寺院で日本の寺院とは全く趣が異なる。

バンコクのトゥクトゥク

路線バスの乗り方もわからないし、三輪のバイクタクシー、トゥクトゥクに乗るのも少し不安だったので、帰りも歩いてゲストハウスへ戻った。

旅の具体的な計画を立てる暇もなく、とりあえずバンコクに来てしまったので、今後の予定を決めなければならない。僕らはバックパッカーのする旅の仕方も知らないし、タイ国内の長距離移動、カンボジア、ラオスなど隣国への行き方などわからないことだらけだ。

ゲストハウスの英語版Windows XPで日本語入力する方法がわかったので、ネットで旅の情報収集をしたり、親にタイに着いた事を知らせるメールを送った。USBメモリにデータを集めて自分のノートパソコンに移したら、USBメモリを媒介とするウイルスに感染しまった。