チェンマイのドイステープ寺院

チェンマイのドイステープ寺院へ行くため、旧市街で客待ちをしていたソンテウに乗って他の乗客を待った。ソンテウはトラックの荷台に長椅子を設けて屋根を付けた乗合タクシーでチェンマイ市内をよく走っている。しばらく待っても乗り合い客が集まらなかったので、チャーター料金を払って寺院がある標高1080mのステープ山まで向かった。

市内から山道を走ること約40分で寺院の麓に到着。ここから長い階段を登ると、1383年に建立された山頂の寺院、ワット・プラタート・ドイステープがある。

山頂の本堂内には高さ22mの黄金のチェディ(仏塔)が立つ。タイ北部では最も神聖な寺院とされているらしく、観光客の姿も多い。そこかしこに吊るされた鈴の音が響いていた。



お年寄りが熱心に祈る姿が印象的だった。お堂の中で説法を聞く人々の姿もあった。

境内からは東側に広がるチェンマイ市内を一望することができた。大都市といっても緑が多い。チェンマイは、盆地にあるので3〜5月はバンコクよりも暑くなることもあるが、それ以外は涼しくて過ごしやすいそうだ。



夕飯は再びチェンマイ市内のナイトマーケットの屋台。民族舞踊を見ながらチェンマイ最後の夜を楽しんだ。